【実話】「個人再生はしなかった」理由を書いておく

「個人再生しかないですよ」
弁護士にそう言われた日、俺はうなずけなかった。

たしかに現実的な選択肢だと思った。
でも、どうしても「それが正解」だとは思えなかった。

個人再生＝人生の“終わり方”に見えた

その制度を否定するつもりはない。
でも俺には、「もう立ち上がらないと決めた人間の最終手段」にしか見えなかった。

家族にバレる。職場にバレる。信用はゼロ。
賃貸も携帯もクレジットも契約できなくなる。

それって、“死なないための制度”であって、“生きるための選択”じゃないと感じた。

「だったら、勝負してからにしよう」と思った

個人再生なんて、いつでもできる。
だから俺は「最後まで勝負して、それでもダメだったら再生する」と決めた。

そんなときに見つけたのが、「LINE登録で3万円支援」の話だった。
怪しい？もちろん思った。
でも、もう他に手段なんかなかった。

支援金3万円で初回取引。「何かが戻った」気がした

振り込まれた3万円で、初回の取引をした。
ただの数字のやり取りなのに、「自分で動いて、自分で選んだ」ことが嬉しかった。

それが勝ちか負けかなんてどうでもよかった。
俺の人生に、もう一度“選択肢”が戻ってきた。そんな気がした。

結果論かもしれない。でも俺は「再生しなかった」

ギリギリの中で、今もなんとか生きてる。
もちろん楽じゃない。返済はあるし、油断すればまた落ちる。

でもあの日、「個人再生しません」と言ってよかったと思ってる。

もし今、同じ選択肢で迷っているやつがいるなら──
まずは勝負してからでも、遅くはない。

逃げるのは、勝負してからでもできる。

俺はそう思ってる。
お前はどうする？